奇岩スリーシスターズ【ブルーマウンテンズ国立公園】

スリーシスターズ

ケーブルウェイでスター地点まで戻ってきたら、今度はスカイウェイに乗ってエコーポイントへ移動。

エコーポイントからはスリーシスターズを間近で眺めることができます。

この日は天気も申し分なく、良い景色を堪能できました。

スカイウェイでエコーポイントへ

スカイウェイ

というわけでスカイウェイに乗り込みます。

 

 

スカイウェイは渓谷の上を移動するのですが、ゴンドラの床がガラス張りになっているので渓谷が良く見えるのが特徴。

シーニックワールドスカイウェイ

 

ただ、結構このゴンドラは大きくて、景色を撮りたいのであれば端に場所取りした方が良いかもしれません。

渓谷には滝も流れているので、滝を見たい人も端がおすすめ。

 

私は渓谷が見える側の端に場所取り。

シーニックワールドスカイウェイ

というか結構混んでてこの場所に追いやられました(笑

ちなみに渓谷の滝を見たい方は反対側の端に寄った方が良いです。景色はエコーポイントでいくらでも見えるので、どうせなら滝を見た方が良いかもしれません。

 

 

「あっ!滝が流れてるよ!」

・・という声を聴きながら、私は滝を見ることはできませんでした(爆

 

 

スカイウェイから見るブルーマウンテンズ国立公園。

シーニックワールドスカイウェイ

 

ちなみに「ブルーマウンテンズ」という名前は多くのユーカリの樹が存在していることに由来してるそうです。

ユーカリの樹は葉にアルコール分を多く含んでいて、このアルコールは日光で蒸発して大気中に放出。そのアルコール分が日光に反射して青く見える事から、ブルーマウンテンと呼ばれるようになったとのこと。

 

写真だと分かりにくいですが、確かに遠くを見ると森が青っぽく見えるような気がしました。

 

 

エコーポイントに到着

エコーポイント

 

エコーポイントはブルーマウンテンズ国立公園で一番景色が良く見える場所。

この日も観光客でにぎわってました。

 

 

ブルーマウンテンズ国立公園の看板もあります、が・・・

ブルーマウンテンズ国立公園

なんか横に鳥の石像が置いてありますね。

 

 

なんでしょ?これ。

ブルーマウンテンズ国立公園

・・・と最初は不思議に思ったのですが、これは後で理由が分かりました。

この鳥、スリーシスターズと関係があるのです。

 

 

奇岩スリーシスターズとアボリジニの伝説

ブルーマウンテンズ国立公園

天気も良く、ここから見える景色は最高でした。

 

 

エリザベス女王も訪れたという展望ポイントからスリーシスターズを眺めます。

ブルーマウンテンズ国立公園

 

 

 

左手前に移ってるのがスリーシスターズですね。

スリーシスターズ

名前の通り、3つの岩が並んでます。

これ、きっととんでもなく長い年月をかけて出来上がったのでしょうね・・・

 

 

この日は雲も少なく、かなり遠くまで景色を望むことが出来ました。

ブルーマウンテンズ国立公園

絶景というか壮大というか。

 

 

スリーシスターズを入れてパノラマ写真を撮影。

ブルーマウンテンズ国立公園

「ブルーマウンテンズ」という名前から山を想像しちゃいますけど、ひたすら「渓谷と森林」ですね。

 

 

 

 

天気が悪かったり、霧が出ると良く見えない事もあるそうですが、スリーシスターズもハッキリと見えました。

スリーシスターズ

 

そういえば、スリーシスターズにはアボリジニの伝説が残ってるそうです。

というかスリーシスターズという名前自体がその伝説に由来してるとのこと。

 

調べてみたら何通りかの話があるらしいことが分かったのですが、この時ガイドさんに教えてもらった話は以下のような感じでした。

昔、魔物から3人の娘を守ろうとした父は魔法で3人を岩に変えました。

その後、父は魔法で自分を鳥に変えるのですが・・・その時、魔法を使うために必要な骨(杖?)を落としてしまい、元に戻ることが出来なくなってしまったそうです。

当然そうなれば娘たちを岩から元の姿に戻すことが出来ません。

こうして娘たちは岩のままになってしまい、父親も鳥の姿のまま。父親は今でも鳥の姿で、魔法を使うための骨を探しているらしい・・・

・・・という伝説から、スリーシスターズって名前なんですね。

 

で、先ほど公園の看板の横に置いてあった鳥の石像。

あれは鳥の姿から戻れなくなってしまった父親がモチーフってことでした。

それであんな場所に鳥の石像が置かれてるんですね。

 

 

・・・とまあそんな話も聞きながらしばらく絶景を堪能していると時間はもう昼近く。

なので昼食のためカトゥンバの街へ向かいます。

 

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