土ボタルを鑑賞した後は再びバスに乗って移動。多分30分~1時間くらいかな?
本日最後の目的地、聖堂の樹を見に行きました。聖堂の樹の存在は昔からアボリジニに希望を与えてたそうです。
ちなみに「聖堂の樹(カテドラルフィグツリー)」という名前は移民の方々が付けた名前との事。
完全に真っ暗な中をバスは進む
マンガリーフォールズを出発した時点で時間は20時近かったので、外は完全に真っ暗。
おまけにこのあたりは民家もないらしく、家の明かりすらありません。そして車も通らない。
そういえばガイドの子が「ケアンズでは夜あまり車を運転しない」と言ってました。
理由は野生の動物が多く、飛び出してくるから。
言われてみれば、乗ってたバスもフロントにいかついカンガルーバーが付いてました。やっぱりカンガルーが飛び出してくる可能性が結構あるみたい。
しばらく走ると、バスは目的地に到着。
駐車場らしきスペースの隅には「カテドラルフィグツリー」の名前がありました。
でも、真っ暗で何も見えない(汗
もしかしたらライトアップとかされてるのかな?
と思ってたのですがそんなこともなく、ガイドさんの懐中電灯の明かりを頼りに森の中へ進んでいきます。
少し歩いていくと、明かりの先に見えてきたのは・・・
まるで壁!ライトに照らし出された聖堂の樹
ライトに照らしだされた瞬間、見えたのは「樹」というよりまるで「壁」
そう思えるくらい、聖堂の樹は巨大でした。
いやいやナニコレ!とんでもないデカさなんですけど!?(笑
聖堂の樹はキュランダでもよく見かけた「絞殺しイチジクの木(カーテンフィグツリー)」の巨大バージョン。
実は一本の木ではなく、たくさんのカーテンフィグツリーがくっついてできたもの。
イチジクの実を食べた鳥の糞が木の上に落ち、そこから新たな芽が出て成長。それを繰り返してデカくなったんだそうです。
鬱蒼とした熱帯雨林だから、糞も地面まで落ちず、樹の上に落ちちゃうんですね。
良く見ると、確かに無数の枝が絡まり合っているのが分かります。
一体どれくらいの数の樹がくっついているのやら・・・
キュランダで見たカーテンフィグツリーと同様、聖堂の樹も内側が空洞になってました。
絞殺しイチジクの名前の通り、中にあった樹は枯れてしまったんでしょうね。
いやー、とにかくデカい。デカすぎる。
樹齢は500年を超えるらしいです。
そして幹部分の外周は45mにもなるのだとか。
屋久島の縄文杉よりもデカいって話でした。
ちなみに見えているした半分ほどは幹ではなく根っこらしいです。
どこまでが根っこで、どこからが幹なのかは正直分かりませんでしたけど。
樹の中にトトロくらいいそうな気がします(笑
トトロの森にありそうな感じもするし、ラピュタの天空の城に中に生えてそうな感じもしますね。
とにかく聖堂の樹は巨大。
アボリジニの人々に希望を与える存在だったのというのも納得でした。
ただ・・・
これ、昼間に見てみたかったかな(笑
夜は夜で悪くないですが、明るい時間帯にも見てみたかった。
また機会があれば来てみたい場所です。
聖堂の樹⇒ホテルへ。3日目の観光終了!
ひとしきり聖堂の樹を眺めたらバスへ戻り、ホテルへ。
さすがに時間も遅くなっているので、あまりゆっくり見ることはできませんでした。残念。
しかし既に時間は21時を余裕で回ってましたし、仕方ありません。
バスがホテルへ戻ってきた時には23時を回ってました。
というわけで3日目の観光終了!
この日は朝4時前に起きて気球に乗り、グレートバリアリーフを空から眺め、パロネラパークへ行き、マンガリーフォールズで土ボタルを観賞、そして聖堂の樹を眺めるというなかなかの強行日程になりました。
しかし充実した一日で個人的にはかなり満足。疲れたけど(笑
これでケアンズでの観光は終了し、明日はエアーズロックへ向かいます。
明日も5時には起きなければならないので、早く寝よう・・・
・・・と思ったのですが、ケアンズを起つ前に一度洗濯をしておかなければならないのを思い出す(泣
荷物が増えるのも嫌だったので、着替えは最低限にして現地で洗えばいいや!と思ってたんですよね。
なので24時過ぎにホテルの洗濯機を使って3日分の着替えを洗濯&脱水。
全て終わった時には1時を回ってました。
うーん、明日ちゃんと起きられるかな・・・(汗
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