カタジュタの撮影ポイントを出て、バスはウォルパ渓谷へと向かいます。
カタジュタは大きな4つの岩にオルガ・ウォルパ・リル・ギーという名前が付いていて、オルガとウォルパの間の渓谷をウォルパ渓谷というんだそうです。
撮影ポイントからウォルパ渓谷へ移動
バスはカタジュタを横に見ながらウォルパ渓谷へ向かいます。
カタジュタがあまりに巨大なので距離感がイマイチ分かりませんでしたが、15分くらいでバスはカタジュタの麓に到着。
だんだんと近づいてくるカタジュタ。
近づいてみて改めてそのデカさに驚きます。
ウォルパ渓谷散策
バスはウォルパ渓谷入口近くの駐車場に停車。
このあたりからまた空が曇ってきて、ちょっと怪しげな天気に・・・
しかし、そのおかげか気温があまり高くなく、歩くにはちょうど良い感じ。
このあたりは40度を超える気温になることも珍しくないそうですが、この時は30度以下でした。
地図を見ると、カタジュタには散策できる渓谷が2つあるのが分かります。
ひとつは今回歩くウォルパ渓谷。
もう一つは「バレーオブザウインド」
・・・ということは、風の谷ですね!ナウシカみたい(笑
しかし今回はそちらまで行く時間は無く、ウォルパ渓谷のみ散策という形。
また来る機会があれば風の谷も見てみたいなぁ。
ちなみに「ウォルパ」も「風」という意味の言葉だそうです。
昔から風が吹き抜ける場所だったのでしょうね。
というわけでウォルパ渓谷へ。
ウォルパ渓谷は片道1.3kmほど。1時間くらいで往復できる距離との事。
マウントオルガとマウントウォルパの間を進んでいきます。
ちなみに、どっちがオルガでどっちがウォルパかは分かりませんでした。聞くの忘れた(笑
足元はかなりゴツゴツしてるので、歩きやすい靴が必須。
間近で見るカタジュタはかなりの迫力。
こういうのって登山好きな人は登りたくなるんですかね?
とりあえず、現在カタジュタの登山は禁止されてるとの事。
ちなみにカタジュタを発見した冒険家、アーネスト・ジャイルズは登ったらしいです。さすがに冒険家。
・・・ってかこんな急斜面、どうやって登ったんだろうか(汗
歩いていくと、至る所にデカい岩が転がってるのが目に入ります。
これらの岩はカタジュタから崩れて落ちて来たもの。
岩の側面を見ると確かに無数の穴がありました。
よく見ると細かな岩が固まってるような感じでした。
これは確かに脆そう。
カタジュタ全体がこういう感じなのかもしれません。
これがウルルとの違いを生み出してるんでしょうね。
一面に広がる赤い大地。
なんとなく、「火星の写真」と言われたら信じそうな景色です(笑
進んでいくにつれ、だんだん渓谷は狭くなっていきます。
人よりデカい岩がゴロゴロ。
間違って崩れてきたらシャレになりません・・・
ウォルパ渓谷の奥の方は割と草木が映えていて、花も咲いてました。
ガイドさんに名前を教えてもらったのだけど、見事に忘れる(汗
最深部が見えてきました。
多分1キロほど歩いたところですが、思ったほど疲れませんでした。
気温が低めだったのが幸いという感じ。晴れていれば水分は必須ですね!
ウォルパ渓谷の雨上がりにしか見えない風景
先ほどまで降っていた雨で、ウォルパ渓谷には水たまりができてました。
これは雨上がりにしか見れないレアな風景なんだとか。
水面に映るウォルパ渓谷。
雨が降って、悪い事ばかりじゃないですね♪
最深部までもう少し。
最深部に到着!
最深部にはベンチがあって、休憩もできる感じのスペースになってました。
おそらく気温の高い時は一休みして戻るくらいがちょうどいいんでしょう。
最深部から見るウォルパ渓谷全景。
風車は無いけど、なんとなくナウシカの「風の谷」っぽい印象。
公式にモチーフにしたという話はないそうですが、マジで似てる気がします(笑
晴れていたもっといい景色が見れたかも・・・って感じですね。
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