こんにちは!ZIGです。
実は先日、車を買い換えました。4年ほど乗ってきた80系前期ヴォクシーハイブリッドを下取りに出し、80系後期ヴォクシーハイブリッドを購入・・・そう、ヴォクシーからヴォクシーへ乗り換えです(笑
なので今回は4年間乗ってきた愛車ヴォクシーハイブリッドの感想と、このたびの買い換えの経緯をまとめておこうと思います。
80系前期のヴォクシーって実際どうなの?という方、ヴォクシーハイブリッドってどうなの?って方は参考にどうぞ。
目次
私がヴォクシーハイブリッドを購入した経緯
私がヴォクシーハイブリッドを購入した最大の要因は子供の成長でした。
それまでは中古のランサーセディアワゴンに乗っていたのですが、嫁&子供2人と長距離の移動をするにはちょっとサイズが小さい・・・と感じるようになったのです。子供が小さいうちは良かったのですが、上の子が小学生になる頃から狭さを感じるようになったんですよね。下の子がチャイルドシートに座ってるので余計に窮屈だし。
おまけにランサーセディアワゴン自体が走行距離12万を超え、トラブルも頻発。そんな状況で車検も近づいていたんですよね。なんと車検の見積もりをしたら20万を超える金額が出てくる始末(汗
それならいっそ車検代を頭金にして、新しく車を購入した方が良いのでは・・・?と考えるようになりました。
というわけで買い替えを決意。
そして上記のような経緯から新しく購入する車はミニバンが良いね、と嫁と話し合って候補を探し始めたのですが、そこで目に留まったのがヴォクシーだったわけです。
ディーラーでカタログを見た時にモデリスタエアロを装着したヴォクシーに一目惚れしちゃいました(笑
あとはハイブリッドにするかガソリン車にするかという話ですが、ここは割と早くハイブリッドに決定。
当初このヴォクシーには長く乗るつもりだったので、それならハイブリッドにしておいた方が後々ガソリン代も安く済むんじゃない?という嫁の意向でハイブリッドを選択することにしました。
年式とグレードについて
というわけで購入したヴォクシーは27年式のハイブリットV。カラーはブラックにしました。
本当はZSが良かったのですが、平成27年当時はハイブリッドZSがグレードとして存在しなかったため、Vグレードを選択しました。
オプションは記憶する限りで以下の通り。すべて純正です。
- モデリスタエアロ
- 純正ナビ NSZT-W64(7インチ)
- 後席ディスプレイ V11T-R62C(11インチ)
- ドライブレコーダーDRT-H64
- バックガイドモニター
- オートアラームプレミアム
- ETC車載器
- インテリアイルミネーションライト
フォグランプやクルーズコントロールなどはVグレードの標準装備となっていたので記載していません。
ちなみにモデリスタでフルエアロにしましたが、足回りはノーマルのままにしました。
正直ミニバンに必要以上の走行性能を求めていないので(笑
車高もノーマルのままですし、タイヤもインチアップなどはしませんでした。
ヴォクシーハイブリッド(モデリスタエアロver)外観
まずは正面から。
モデリスタのエアロを装着しているのでノーマルとはかなり印象が違いますね。
この厳つい顔に一目惚れしたのをよく覚えてます(笑
今度は横から。
サイドスカートもモデリスタのエアロです。
メッキパーツがアクセントになってて個人的には気に入ってました。
リアからも一枚。
リアスカートもモデリスタ製。リアスポイラーについてはノーマルのままです。
後ろから見ると細い縦長のリフレクター形状でグレードがZSじゃないのがすぐ分かりますね。リフレクターの形状はやっぱりZSの方がかっこいいな・・・と思います。
斜め後ろからも一枚。
この角度から見るサイドスカートが好きです(笑
ヴォクシーハイブリッド内観
今度は内装の写真を掲載していきます。
まずは運転席周り。
シフトノブを見るとハイブリッドであることがすぐ分かりますね。
ガソリン車に比べると小さいシフトノブになってます。
ちなみにシートの座り心地は個人的には文句無いレベル。高速道路での長時間の移動も割と多かったですが、あまり疲れを感じることはありませんでした。
運転席と助手席の間にはQi規格のワイヤレス充電器が付いてました。
確かこれ、ハイブリッドVの標準装備だったと思います。この当時はQi規格のワイヤレス充電器って珍しかった記憶がありますね。
ただ、結局4年間で一度も使うことはありませんでした(爆
ワイヤレス充電に対応したiPhone8 Plusを購入した際、これから出番も増えるか!?と思ったんですが・・・なんとiPhone8 Plusはサイズがデカすぎてこの充電器にうまく置くことができなかったのです。
iPhone8だったらもうちょっと出番もあったんでしょうけど・・・という感じですね。
まあしかし、普通のコンソールボックスだったほうが収納も増えてよかったんじゃない?という感じ。実際80系後期のヴォクシーにはこの装備はなくなってました(笑
セカンドシートから見た運転席。
天上に見えるのは11型後席ディスプレイです。
超ロングスライドが可能なセカンドシートと後席ディスプレイは子供たちにすさまじく好評でした。長時間の移動でもDVDさえあればおとなしくしてくれているので助かった事も数え切れません(笑
ちなみに写真を見て気づくと思いますが、ハイブリッドVは天井がベージュ系の色になってます。
これがなんというか・・・いかにもファミリーカーって感じの配色ですね。
黒基調の方がかっこいいのに・・・というのはずっと感じてました。
こちらはセカンドシート。
向かって右側、左シートには3年近くチャイルドシートが乗っていたせいか、シートに擦れたような跡ができていました。チャイルドシート外すまで気づきませんでした・・・
ちなみにハイブリッドVはシートデザインに関しても良くも悪くもファミリーカーっぽい印象。これはこれで悪くないんですが、もうちょっとカッコよくしてほしかったかな・・・という気がしないでもありません。
・・・とまあこんな感じで実用性は文句なかったですが、内装のデザインがちょっとな・・・という部分がありました。内装はやっぱりZSの方がかっこいいですねー。
4年合計の総走行距離は42301km
4年間で走行した距離は42301km。
大体年間1万キロくらいの計算ですね。割と多い方?
普段はそれほど長距離を走るわけではないんですが、出張や帰省で数百キロの往復が頻繁にあったので、結果的にそれなりの走行距離になったという感じでした。
4年間の平均実燃費は16.1km
手放す直前、マルチインフォメーションディスプレイで確認した平均燃費は16.1kmでした。
実は私、この平均燃費を一度もリセットしなかったのでこれがそのまま4年間の平均燃費ということになります。
実感からもおそらく平均燃費はこのくらいだったんじゃないかな?という印象でした。良い時はリッター20km近い数字が出ることもありましたし、悪いときはリッター12kmくらいの時もあったので、平均すればこの数字から大きく外れてないでしょう。
ちなみにヴォクシーハイブリッドのカタログ燃費は23.8kmなので、それを考えるとちょっと微妙な数字かな・・・という感じではありますね。
ただこれは、私がまったく低燃費を意識しない走り方をしていたのも影響してる気がします。ハイブリッドカーは走り方次第で燃費がかなり変わるって事も最近になって知ったので(笑
それを考えればなかなかの燃費だったんじゃないかな?って感じです。
ヴォクシーハイブリットの良かったところ
やっぱり燃費は良い
さすがにハイブリッドカーだけあり、燃費は良いですね♪
はじめてハイブリッドカーに乗ったのもありますが、1回の給油で800km以上の距離を走ってくれるのはステキでした。リッター20km近い数字が出たときは真剣にビビりましたし。ミニバンでこれだけの燃費が出るとは・・・って感じです(笑
ちなみに走り方次第で燃費はもっと伸ばせそうだな・・・と手放す直前になって感じたので、それは次の車に行かしていこうと思います。
小回りの利くちょうど良いボディサイズ
ほどよいボディサイズで小回りがきく点も良かったですね。
住んでいる地域が割と狭い道路の多い場所なので、デカすぎる車は困るな・・・と思ってヴォクシーを買いましたが、見た目よりもはるかに小回りが利く印象でした。
室内空間も5ナンバーサイズとしては文句のない広さがありましたし、家族4人での長距離移動でも不便を感じません。やっぱり比較するとランサーセディアワゴンは狭かった・・・(笑
ま、室内空間の広さはステーションワゴンとミニバンでは比較にならないですね、やっぱり。
超ロングスライドのセカンドシートは子供たちに大好評
先ほども書きましたが、超ロングスライドのセカンドシートは子供たちにすさまじく好評でした。
うちは4人家族なので基本的に出かけるのも4人がMAX。なので常にセカンドシートは超ロングスライド状態で使用してました。なので足下も余裕がありましたし、あとは後席ディスプレイとDVDがあれば子供たちは静かなもの。長距離移動の際には本当に助けられました。
2人以上の子供を連れての長距離移動で一番悩ましいのは子供のケンカですからね(笑
この喧嘩の頻度が大きく減ったのは間違いなく超ロングスライドシートと後席ディスプレイのおかげでした。
意外とパワフルで高速走行も困らない
ハイブリッドカーって意外とパワフルなんですね(笑
これは実際乗ってみるまで知りませんでした。
ハイブリッドカーって燃費は良いけどあんまり力は無いんじゃないか?みたいな思い込みがあったんですが、ここは良い意味で裏切られました。出張で割と高速道路を走ることが多いのですが、高速道路でもそれほど力不足を感じたことはありません。
まあさほど飛ばすわけではないので(笑
普通に走る分には十分って感じ。
そして、Vグレードに標準装備されていたクルーズコントロールは超便利!この機能はほんと便利ですね。高速走行時にはかなりお世話になりました。
速度設定さえすれば同じ速度で走行し続けてくれるし、アクセルを踏む必要もないのでとにかく足が楽。長距離の移動になればなるほど疲れ方が全然違ってくるので驚きました。意外とアクセルを踏み続けるって体力を使っているんだなとこの機能で実感です(笑
正直クルーズコントロールの付いていない車ではもう高速道路を走りたくありません(笑
やっぱりモデリスタエアロはカッコイイ
やっぱりモデリスタエアロはカッコイイです!コレはホント選んで良かった。
ヴォクシーは乗ってる人が多いし、見た目の差別化には激しく効果的です。
ヴォクシーハイブリット、ここがイマイチ
内装・外装がちょっと微妙
やっぱりZSではなくVグレードだったせいか、内装がいかにもファミリーカーという感じでイマイチでした。
ま、不満というレベルでもありませんが(笑
外装に関してもちょっと気になったのはリアのリフレクター形状ですね。やっぱりこういうところはZSの方がかっこいいな・・・と感じちゃいます。Vグレードは後ろから見たときにやけに車が小さく見えるんですよね。
ZSは後ろから見たときにどっしりした印象になるので、個人的にはそっちの方が好みです。
とはいえこの部分は当時選択肢もなかったし、しかたないっちゃ仕方ない点ですね。
オートスライドドアを片方だけ手動にしてしまった
これは私の選択ミス(爆
Vグレードは助手席側のスライドドアが電動で、運転席側のドアが手動なんですよね。運転席側についてはオプションで電動に出来る形でした。なのであんまり考えずに運転駅側のスライドドアを手動のままにしちゃったのです。
結果的にはコレが大失敗。両方電動にしておけば良かった・・・と後悔しました。
セカンドシートに座るのは子供たちがメインだったし、開け閉めするのも子供達なわけです。でも手動のスライドドアって保育園の子供が開けるには重いんですよね。小学生くらいになれば困らないけど。下の娘が全体重をかけて引っ張ってもドアが開かない・・・ともがいてたことが何度もありました。
もちろん気づいた時は私や嫁が開けてあげるわけですが、子供って自分でなんでもやりたがるんですよねー。
なので意地になってドアを開けようとしてドアにベタベタ手形つけたり、ドアノブ周りに引っかき傷が出来ちゃたり・・・
うあああああ!やめてもっと丁寧に扱ってええええええ!!(泣
・・・と思ったことは一度や二度じゃありません(笑
その結果手動側のドアノブ周りだけ小傷がどうしても増えてしまい、コレが長く乗っているとすごく気になりました。
実はスライドドアの車を購入するのが初めてだったので、あまり電動スライドドアの有用性を重視してなかったんです私。ですがやっぱりスライドドアは電動にした方が良いですね!子供やご高齢の方も開閉がしやすいし、小傷が増えるのも防げます。
エアロで思いのほか車高が下がってしまった
これは実際乗ってみるまで気付かなかった点ですが、モデリスタエアロはフロントバンパーが結構こすれやすくて苦労しました(汗
80系前期用のモデリスタエアロ、確かフロントの車高がノーマルと比べて5cmほど下がるんですよね。
これは見た目のかっこよさという点では非常に良い感じなんですが、思いのほか厄介でした。立体駐車場やちょっとした段差でフロントがこすれてしまうんです。幸い盛大に擦れたりエアロが割れるなんてことは無かったんですが、結構気を遣わなければなりませんでした。
実は最初、エアロに加えて車高も下げちゃう?なんて考えてたんですが、これはやらなくて正解。
確か純正オプションのサスペンションで更に2cm車高を下げられた記憶があるんですが、コレをやってたらエアロが悲惨なことになったかも知れません・・・
黒はやっぱり小傷が目立つ
黒はね、やっぱり小傷が目立ちます(汗
見た目はカッコイイんですけどねぇ・・・
特に新車で黒を買うとだんだんと小傷が増えていくのが分かっちゃうんですよね。もちろん遠目には分からないですけど。洗車してボディを近くで見るたびにため息ついてました(気にしすぎ笑)。
なので買い換えるなら今度はパールホワイトにしよう!と固く誓いました。
白は白で小傷が目立たない代わりに水垢が目立つんですけどね(笑
気になった点もあったとはいえ総合的には非常に満足!
・・・とまあ良かった点・いまいちな点を挙げましたが総合的に見れば非常に満足!というのが4年間の感想です。子供の成長という理由で買い換えを決めたわけなので、ヴォクシーはこの要望をしっかり満たしてくれました。
確か10年くらい前に5ナンバーサイズのミニバンを買おうと思ったことがあったんですが、当時は5ナンバーサイズミニバンってもっと狭かった記憶があります。多分このあたりは改良されてきたってことなんでしょう。明らかに室内空間が広くなった気がしました。
というわけで大きすぎないボディサイズ、程よい広さの室内空間、普通に走る分には力不足も感じず燃費も良いといった感じで機能面では文句なしのレベル。エアロもかっこよかったし(笑
気になった点は自分の選択ミス的な部分もあり、このあたりは買い替えの際の参考にはなったので結果オーライって感じですね。
ヴォクシーハイブリッドを4年で買い換えた理由
そんなわけで私、このヴォクシーをかなり気に入ってました。なのでまさか4年で手放すとは思っていなかったのですが・・・
買い替えを決めた主な理由は消費税と査定価格の2つでした。
まず消費税。2019年の10月に消費税が上がる、という話は多少気にはなってたんですよね。それで2019年の年明けにネッツトヨタの営業さんと「やっぱり増税前に車買い替える人多いの?」という話をしたのが最初のきっかけ。
ま、こんな事聞いたら営業さんの言うことは決まってますよね(笑
やっぱり買い替えを考える人も結構いるって話と、買い替えるならある程度早めに決めた方が良いって話でした。まあ確かに10月ギリギリに契約すると納車が増税後になる・・・なんてこともあり得るでしょう。
で、そんな話から「もしよければ査定価格出してみましょうか?」という話になりました。4年乗ると査定額ってどのくらいになるのか?これは個人的にもちょっと気になったので計算してもらったんですが・・・
ここで思った以上に査定額が高かったんですよね。200万近い査定額が出てきました。
この査定額ならローンを完済したうえで次の車の頭金くらい作れちゃいますねー、という話になり。
・・・
それならいっそ、増税前に一度買い換えちゃっても良いんじゃね?
なんて思っちゃったわけです(笑
おまけにこの2019年1月はヴォクシーに特別仕様車が追加されたタイミング。ハイブリッドZS煌Ⅱがリリースされた直後だったのです。
4年前は存在しなかったハイブリッドZS。それも煌Ⅱはオプションも充実してて、さらに「今キャンペーンやってて契約してくれたらドラレコ無料で付けちゃいますよ♪」なんて営業さんから言われ。
それならこのタイミングで新しいヴォクシーに乗り換えちゃえ!となりました(笑
そんなわけで当初全く乗り換えは考えてなかったのですが、4年で買い替えとなったわけです。
要するに車そのものに不満があったわけじゃなく、色々タイミングが重なって買い替えを決めたって感じですね。
まとめ
というわけでヴォクシーハイブリッドに4年間乗ってきた率直な感想や乗り換えの経緯をまとめてみました。
まさか4年で乗り換えるとは思ってもみませんでしたが(笑
振り返ってみれば満足度も高く、本当に良い相棒だった!というのが本音です。
きっとトヨタのU-CARとしてどこかで販売されていると思うので、もしオーナーになった方は大事にしていただければです♪