こんにちは!ZIGです。
今回は岐阜県瑞浪市の一日市場八幡神社を紹介します!
一日市場八幡神社は土岐氏とも関係が深く、明智光秀ゆかりの地のひとつ。岐阜県内の光秀ゆかりの地を巡る中で行ってみました。
一日市場八幡神社について
一日市場八幡神社がある場所は美濃源氏・土岐一族発祥の地と言われてます。
源頼朝に仕え、美濃国を拠点とした土岐光衡はここに本拠となる「一日市場館」を建てて勢力を伸ばし、鎌倉幕府と共に栄えたそうです。近隣には同じく光衡が築城したと言われる鶴ヶ城(別名として神戸城・国府野城・神箆城)があり、この周辺を拠点としていたことが伺えますね。
鎌倉幕府滅亡後、足利尊氏の興隆に伴って美濃守護に任じられた土岐頼貞も後に高田(土岐市久尻)に移住するまでこの地に居住したようです。
土岐頼貞は土岐光衡の曽孫にあたり、室町時代11代にわたり美濃国守護として権勢を誇った土岐氏中興の祖ですね。
・・・と、境内の案内に書いてありました(笑
そんなわけで土岐氏が美濃に住むに当たって建てられた館のあった場所がここ、というわけです。
ちなみに一日市場八幡神社の「一日市場」は「ひといちば」と読みます。私は現地に来るまで「いちにちいちば」だと思い込んでました(汗
一日市場八幡神社アクセス
一日市場八幡神社はJR中央本線・瑞浪駅から徒歩で10分ほど。車なら中央自動車道・瑞浪ICから5分程度の場所にあります。
国道352号線沿いにあり、信号「一日市場」の目の前。道沿いには割と大きな「土岐氏一日市場館跡」「明智光秀公像」という看板が出ているので見落とすことはないはずです。
一日市場八幡神社の駐車場について
一日市場八幡神社には駐車場がありません。
ただ、隣接する教育支援センターが閉館している時であればこちらの駐車場が使える模様。教育支援センターへ行くには信号「一日市場」を西に向かってすぐの信号「松坂町」を右折。結構細い道ですが、道沿いに走って行くと一日市場神社の裏手(西側)に出ます。
裏手周辺に教育支援センター駐車場もあります。私もこの駐車場を利用させてもらいました。
もしかしたらここに止めても大丈夫かもしれません。スペース自体は教育支援センターのすぐ近くでした。
一日市場神社と明智光秀公像
というわけで車を止めて一日市場八幡神社へ。
以下は西側の鳥居と社号標です。石灯籠もありますね。
鳥居の近くには土岐氏一日市場館跡の看板も立っていました。
このままこちらから境内へ入ろうかとも思ったのですが、せっかくなので正面に回ります(笑
こちらが正面。
国道352号線に面した側ですね。
道沿いにはこんな看板があるので、結構目立ちます。
国道20号線から走ってくると、一日市場の信号でこの看板が見えるはずです。
こちらが本殿ですね。
それほど大きな社殿ではありませんでした。
神社の境内もそれほど広いわけではありません。
元々は館が建っていたわけですが、現在境内にその名残は何もありません。
北側(神社裏)に土塁らしき遺構があるという事でしたが、私には土塁なのかどうかの判断は付きませんでした(汗
言われてみれば土塁なのかも・・・?という感じ。
こちらは一日市場館跡の碑ですね。
ここに土岐光衡や土岐頼貞について解説された看板がありました。
そして神社の東側の隅に明智光秀公像があります。
写真を撮り忘れてしまったのですが、一緒に建てられていた石碑に平成18年とあったので割に最近建てられたものみたいですね。
ちなみに石碑を見たら明智光秀はここで生まれ、2歳で明智城代の光安に引き取られたという言い伝えがあるそうです。系図がハッキリ残っていないので様々な場所に誕生の言い伝えが残ってますね光秀公・・・
まとめ
というわけで一日市場八幡神社を紹介しました!
土岐氏発祥の地であり、明智光秀ゆかりの地でもある場所なので、明智光秀ゆかりの地を巡るなら訪れておきたい場所のひとつになるんじゃないかと思います。
ちなみに瑞浪市には土岐氏ゆかりの場所として鶴ヶ城跡があります。徒歩だとちょっと大変ですが、さほど離れた場所ではないので時間があれば一緒に訪れてみると良いですね♪