像のテラスを見終わった後は一旦バスに乗り込み、次の目的地タ・プローム遺跡へ。
ツアーの良いところはこうした移動に頭を使わなくて済むところ。暑い中歩き回ったこともあり、エアコンの効いたバスでの移動は良い休憩にもなった。この日カンボジアは晴天ではなく少し曇りがちだったのだけど、それでも暑さはかなりのモノ。完全に晴れてたらもっとキツかっただろうと思う。
タ・プロームと言えば「まるで天空の城ラピュタのよう」って表現する人がいたり、映画トゥームレイダーでアンジョリーナ・ジョリーが訪れたことで有名だったりする遺跡ですね。トゥームレイダーは見たことないけど(笑
バスにしばらく揺られてタプローム到着。
入口の近くにデカいガジュマルの樹があったので一枚。
入口を入ったところでヒャックさんからタプローム遺跡を解説。
ここは映画で使われたことがあるとかそんな話と共に、最大の見どころは建物ではなく、巨大に育ったガジュマルだという事を話してくれた。遺跡は現在、成長しまくったガジュマル(樹齢100年とも200年とも言われてるそうですが、実際は分からないらしい)に絶賛浸食されまくり中。
しかし、見所とも言えるガジュマルを切ってしまうわけにもいかないため、自然に任せているとのこと。
つまり・・・
タプローム遺跡はいずれ、ガジュマルに浸食されて消滅してしまうんだって。
今の姿は果たしていつまで見れるんだろう。
しかし、実際に遺跡を見て納得。ここのガジュマルは本当に圧巻だった。
余談だけど、私が「アンコール・ワット」と聞いていつも連想していたのはこの遺跡、タプロームだった。巨大なガジュマルと浸食された遺跡。よくポストカードにもなる景色はここで見ることができました。ここは絶対にカンボジアに来たら自分お目で見て欲しいです。
タプロームは森の中にひっそりと佇んでます。
進んでいくと、ここにも巨大なガジュマル。遺跡の浸食が進んでるのがわかります。
完全に森と一体化しちゃってる感じですね。
一緒に写ってる人と比べると、いかに生えてるガジュマルがデカいのかが分かると思います。
ここからはひたすら写真を撮りまくったのでそのうち何点かを以下に掲載。
ここはもう、言葉じゃ表現できない(笑
ここは有名な撮影ポイントらしく、みんなカメラを向けてました。
ふと空を見上げて撮った写真。なんかこの一枚はすごくラピュタっぽい感じが(笑
そういえば、遺跡内で気になったのだけど、建物の内側に無数に小さな穴が開いてました。
こんな感じ。
↓↓↓
ちょっとわかりにくいかも?
等間隔で小さな穴が開いてて、なんだこれ?と思っていたらちょうどガイドのヒャックさんが解説してくれました。
ヒャックさん「ここは昔、宝石がはめ込まれてたんですよ?」
へー、と思って聞いてたら、遺跡が作られた当時の話じゃなくて、遺跡として観光客が来るようになってから、派手に見せるために穴をあけて宝石をはめ込んだんだってさ。
遺跡になんてことすんのよ・・・(;´Д`)
ちなみにその宝石、その後どうなったかというとものの見事に盗難されまくって撤去したとのこと。まあ、当たり前だよね・・・
そんな話もありながらタプロームの観光は終了。写真撮りまくってたのでホントあっという間に終わったという感じ。ここは時間があればもっとゆっくり見たいなぁ・・・と激しく思いました。とにかくここのガジュマルはすごい。また是非来たい。
ちなみにタプロームを見て回ったのはもうすぐ昼になるという時間だったので、かなり暑い時間帯。朝から移動しっぱなしなのでタプロームを回っている際、同じツアーに参加されてた60?70くらいの方が中には入らず入り口で休憩してました。
これだけ暑いとさすがに体力的にキツくなるよね・・・という感じ。
ツアー中何度も思ったけど、アンコールワット遺跡群の観光は結構体力が必要です(汗