【WordPress】さくらサーバー(旧構成)からConoHaWINGへ移転したら盛大にトラブったけど速度が劇的改善した件

ConoHaWING

こんにちは!ZIGです。

先日、さくらサーバーに設置していたワードプレスをConoHaWINGに移転させたのですが・・・思った以上にスムーズに行かず、かなり時間がかかってしまいました(汗

なのでその際起きた事態と対応を備忘録としてまとめておこうと思います。

さくらサーバーからConoHaWINGへの移転を考えている方は参考にどうぞ。特にさくらサーバーで常時SSL化したサイトを運営している方に参考にしていただけるかと思います。

さくらサーバーからConoHaWINGへ移転しようと思った理由

私がさくらサーバーからConoHaWINGへ移転しようと思った理由。

これはやっぱり「サイトの表示速度を上げたい」と思ったためでした。このワードプレスは小規模ながらそれなりの収益化が出来ているサイトだったのです。

・・・ただ、とにかくサイトが重かったんですよね(汗

 

ちなみにこのサイト、GoogleのTest My Siteで計測するとこんな結果が出てました。

移転前の表示速度(モバイル)

うーん、遅い。遅すぎる(泣

 

さくらサーバーは2018年の4月にPHPモジュールモード対応、ハードウェア増強、nginxの導入等を行い高速化されたんですが、それ以前に契約してたサーバーは高速化の恩恵を受けられませんでした。自動的に新サーバーへ移行するって話も無かったのです。

割引価格での新サーバーへの移行の案内も来てはいましたが、結局それをやるとワードプレスは自分で引っ越ししなければならないって話でしたし。

 

さくらサーバーの公式HPにもしっかり「ワードプレスは自分で移行、再設定してね」と丁寧に書いてありました。

サクラサーバーの新構成への移行について

 

引っ越し作業自分でやるのはめんどくさいよ・・・

そう思い、結局表示速度の遅い旧構成サーバーのまま放置してたのです。

 

しかし、ConoHaWINGなら高速な上にワードプレスの引っ越しが超簡単にできる!ということが分かったので、引っ越しを決断したってわけでした。

 

さくらサーバーからConoHaWINGへの移転手順

ConoHaWINGの「WordPressかんたん移行機能」を使ってサーバーを引っ越す場合の手順は以下の通り。

  • 移転するワードプレスで事前準備
  • ConoHaWINGにドメインを追加
  • 設置したドメインに「かんたん移行機能」を使ってワードプレスをインストール
  • ドメインのネームサーバーをConoHaWINGのものに変更
  • 独自SSL設定(必要に応じて)

この流れについては以下のページで詳細を解説してるので、このページでは省略します。

ConoHaWINGのワードプレスかんたん移行機能の使い方

 

上記のページではエックスサーバーを例に作業をしてますが、基本的な流れはさくらサーバーでも変わりません。

一点だけ異なるのは「SAKURA RS WP SSL」プラグインの存在ですね。

今回いろいろトラブった元凶の大半はこのプラグインの影響だった気がします(汗

 

 

さくらサーバーでは、ワードプレスの常時SSLを簡単に行える「SAKURA RS WP SSL」というプラグインを提供しているのですが、このプラグインは当然さくらサーバー専用。他のサーバーでは正常に機能しない・・・というか、サイト閲覧が出来なくなるとプラグインの設定ページにも記載されてるのです。

さくらサーバーのSSL化プラグイン

 

なので移転作業に移る前にこのプラグインを停止&削除しました。

プラグイン停止

 

ちなみにこのプラグインを削すると、ワードプレスのURLがhttps⇒httpに戻ります。

ま、これはConoHaWINGに引っ越した後再設定すればいいや、と軽く考えてたのですが・・・

 

いざ引っ越しを完了してサイトにアクセスしてみると、以下のような状況になってました(泣

  • 一般設定のサイトURLがhttpのまま
  • サイトの表示が崩れる(ヘッダー画像が表示されない)
  • スマホで見たらレスポンシブデザインが正常に機能してない
  • 常時SSL化したのに「保護されていない通信」と出る
  • http⇒httpsへのリダイレクトが出来てない

常時SSL化したのに保護されてないと言われるわ、http⇒httpsのリダイレクトもされててないわ、表示は崩れてるわでかなり焦る。

すでに何度かかんたん移行機能を使ってたので大したトラブルも起こらないだろ!と調子に乗って結構アクセスが多い時間帯に引っ越しをしたのもいけませんでした。まともにサイトが表示されてないから機会損失も起きまくり。

 

・・・というわけで、これらの問題を一つ一つ解決していく事になりました(泣

 

一般設定のURLを修正

まず、一般設定のURLがhttpのままになってたのでここを修正。

一般設定のサイトURL

 

まあこれは後から考えたら当然といえば当然の話ですね(汗

「SAKURA RS WP SSL」プラグインを削除した時点でURLがhttpに戻ってたので、かんたん移行機能で移行元のサイトURLを入力する際も「http」で入力してました。なので一般設定のURLもこのままだったのでしょう。

この点に関しては修正して保存で解決。

 

表示が崩れる事象はテーマを変更したら解決

正直なところ、一番まいったのはこの表示崩れでした。

 

このワードプレス、「賢威7」というテーマを使っていたのですが移転後ヘッダー画像は表示されないわスマホだとレスポンシブデザインが正常に機能してないのか、メインカラムが馬鹿でかく表示されてスマホの画面からはみ出す始末。

おまけに管理画面の「賢威の設定」というメニューにも正常にアクセス出来ず、修正も出来ない・・・という状態に陥りました。

収益化してるサイトでこういう事態が起きると真剣に泣けますね・・・(泣

 

ただ、この点に関しては結論を先に言えばテーマを変更したら治りました。

 

どうしたもんかな・・・と思いながら一度テーマを公式テーマ「Twenty Sixteen」に変更したら正常に表示されることを確認。

理由はよく分かりませんでしたがテーマが原因と分かり、一旦賢威7を削除することにしました。

 

その後「賢威7.1」を改めてインストールし、有効化させたところ問題なくサイトが表示されたので、これで解決という形です。

賢威7.1は賢威7のバージョンアップ版なので見た目は全く一緒。出来れば見た目は変えたくないな・・・と思ったので、移転後も賢威が使えて助かりました。

 

正直このエラーが起きた理由はよく分かりません。たまたまConoHaWINGの移行機能と賢威7の相性が悪かっただけなのか、それともConoHaWINGとさくらサーバーの相性が悪かったのか?結局理由は不明のまま。

ただ、移転後に表示崩れが起きた場合はテーマを変更してみるというのがひとつの手段になるんじゃないかと思います。

 

というわけで、テーマの設定がリセットされてしまったのでちょっと再設定が手間でしたが、表示崩れはこれで無事解決しました。

 

常時SSL化したのに「保護されていない通信」と出る

はい、次は常時SSL化を行ったのに「保護されていない通信」になる点をチェック。

URLはhttpsになってるのですが、URLの左に鍵マークが表示されてません。

保護されていない通信

 

これはまあ、常時SSL化作業を行うとよく起きる事ですね。

サイト内のどこかにhttpのままのURLが存在しているとこういう状態になります。

なのでhttpのままのURLを見つけ、httpsに変更しなければなりません。

 

ただ、httpsになっていないURLを目視で探すのは時間がかかって仕方ないので、以下の手順で探します。

 

GoogleChromeを使っている前提ですが、まず「F12」キーをクリックし、「Console」をクリック。

そうすると「Mixed Contents」という表示が出てるはずなのでここをチェック。これでどこにhttpのままのURLが存在するのか確認できます。

F12キーをクリックしてエラーを確認
上記の画像は該当サイトのものではなく、別のサイトのものを例として掲載してます。

 

確認してみたら、サイト内の画像がぜんぶhttpのままでした(汗

これもプラグインの影響っぽいですね。

「SAKURA RS WP SSL」プラグインは停止すると画像URLもhttps⇒httpに戻っちゃうみたいです・・・

 

Search Regexで画像のURLを一括置換

はい、というわけで原因はわかったので、画像のURLを置換していきます。

とはいえこの作業も手作業ではめんどくさいので、Search RegexというURL一括置換プラグインを使用しました。

 

まずはSearch Regexプラグインをインストール&有効化。

Search Regexプラグイン

 

 

有効化するとワードプレスのメニュー「ツール」の中にSearch Regexが追加されるので、こちらをクリック。

Search Regexプラグイン

 

 

Search Regexの画面が表示されたら以下の赤枠部分に置換したいURLを入力します。

URLの置換
  • Search pattern:置換したいURLを入力(httpで始まるURLを入力)
  • Replace pattern:置換後のURLを入力(httpsで始まるURLを入力)

 

入力したら「Search」をクリックします。

 

すると「Results」という見出しの下に対象となるURL一覧が表示されます。

URLの置換

ちなみにこの時点ではまだ置換はされてません。

 

 

置換は「Replace&Save」をクリックすると行われるのですが、一度「Replace」をクリックし、正常に変換されているかを確認した方が無難です。

URLの置換

「Repleace」をクリックすると置換後のURLがプレビューできるので、例えばURLにスペースが入ってしまっていないか?などを確認。

問題ないようなら「Replace&Save」をクリックして置換を行います。

 

 

一括置換が完了すると以下の表示が出ます。

URLの置換

 

これで画像のURLの置換も完了。

ブラウザのURLも保護された通信に変わりました。

保護された通信

 

http⇒httpsのリダイレクトが出来ていない件

引っ越し直後はhttp⇒httpsのリダイレクトができていなかったのですが、この点についてはここまでの修正作業を行っていたらいつのまにか解決していました。

テーマを変えた段階かURLの一括置換を行った段階で正常にリダイレクトができるようになったっぽいです。

 

とまあこんな感じで色々トラブりましたがサイトも正常に表示されるようになり、ConoHaWINGへの移行は完了しました。

 

移行後は表示速度が劇的に改善!

思った以上に時間がかかった移行作業でしたが、その恩恵は大きなものでした。

マジで表示速度が劇的に改善です。

 

Test My Siteで確認できる速度も以下のようになりました。

引っ越し前
移転前の表示速度(モバイル)
引っ越し後
移転後の表示速度(モバイル)

 

 

また、Chromeの拡張機能「sonar」でも計測を行ったのですが、以下のように完全しました。

引っ越し前

移転前の表示速度

 

引っ越し後

サイト移転後の表示速度

 

LODE TIMEが2155ms⇒731msと大幅改善です♪

 

ページの表示速度は実際にサイトを閲覧していても感じることができました。

読み込みスピードが明らかに早くなり、引っ越し前のもっさりした感じは一切なくなってサクサクとページが表示されるように。

めんどくさい移行作業にはなってしまいましたが、これだけの変化があればやった甲斐もあったってもんですね♪

 

まとめ

というわけでさくらサーバー(旧構成)からConoHaWINGへのワードプレスの引っ越し作業についてまとめました。

ちょっと限定的なケースではりますが、同じ状況で移行を考えている方は参考にしていただければです。

 

とりあえず、何にしてもアクセスが多い時間帯に移転作業はしない方が良いですね!

今回あらためて感じました(笑