パロネラパークをの次に向かったのはマンガリーフォールズ。
「マンガリー」はアボリジニの言葉で「出会い」という意味なのだそう。つまり「出会いの滝」ですね。
アボリジニの人たちにとって何か意味のある場所だったのかもしれません。ここでは夕食&土ボタルを見てきました。
パロネラパーク⇒マンガリーフォールズ
パロネラパークからマンガリーフォールズまでは30分ほど。
移動中は例によって何もない(笑)たまに放牧されている牛がいたり、あとはバナナ畑が広がっていたり。
そういえばオーストラリアにワーキングホリデーに来て、バナナ畑で働く人が結構多いみたいです。時給が結構いいんだとか。
そもそもオーストラリアは最低賃金が高くて、確か時給が17オーストラリアドルくらい?と聞きました。
で、バナナ畑は時給18?20ドルくらい。
ただ、かなり仕事としてはキツイそうで、3か月持たない方が多いって話でした。
かなりの力仕事で、「筋肉が好きな人はハマる」とのこと(笑
結構細い道をバスは進んでいきます。
制限速度は60kmらしいけど、もっと出てた気がする(笑
おまけにこの道、一方通行かと思ったら対面交通らしい。事故とか起きないんだろうか(汗
世界遺産の熱帯雨林の中にあるマンガリーフォールズ
マンガリーフォールズは「世界最古の森」として世界遺産登録されてる「ウールヌーラン国立公園」の中にあります。
このあたりの熱帯雨林は1億年以上前に誕生したもので、アマゾンよりも古いのだとか(アマゾンは6500万円前)。
そして存在する植物の種類もアマゾンより多いらしいです。
ただし、現存するエリアがかなり狭いので、しっかり保護されているみたい。
そんな熱帯雨林の中に生息しているのが土ボタルってわけですね。
ちなみに夕食はオージービーフのハンバーグ。
・・・だったのですが、野外だった上に明かりが無く、写真は取れませんでした。
味?味はまあ・・・普通(笑
夕食後、土ボタルを見に行く前に少し時間があったので周りを散策。
このあたりはそれなりに標高が高いため、パロネラパークと比べてかなり涼しいです。
ウールヌーラン国立公園は球場37個分くらいの大きさがあるらしいので、見渡す限り草原といった感じ。
運がいいと野生のワラビ―が見れるらしいですが、この時は出会えませんでした。
幻想的な光を放つ土ボタル
19時を過ぎ、周りも暗くなったところで土ボタルが生息しているエリアへ。
土ボタルは南半球にしか生息しない珍しい生物らしいです。
見ることができるのはオーストラリアやニュー次ランドの限られた場所だけとの事。
ちなみに「ホタル」と名前がついてますが、実際にはホタルじゃありません。オーストラリアでは「グローワーム」と呼ばれていて、要するに光るイモムシ。多分、明るい所で見ても嬉しくない生き物です。多分(笑
で、そんな土ボタルですが・・・撮影は一切NG。
非常に貴重な生物とのことで、写真を撮ることはできませんでした。
なので感想だけ。
とりあえず見た感じはフツーにホタルです。
青白い光が若干普通のホタルと違うかな?という感じ。
この年(2016年)は土ボタルの数が多く、たくさんの光を見ることが出来ました。
聞いた話では2015年はほとんどいなかったそうです。
【飛行石=土ボタル?】ラピュタと土ボタルのちょっとした関係
はい、ここでもラピュタ繋がりの話(笑
ラピュタに登場するアイテム「飛行石」は土ボタルがモデルでは?という話があるらしいです。
ちなみに公式の回答は無し。なのであくまで噂ですが・・・
土ボタルは基本洞窟に生息してます。そしてラピュタの飛行石のシーンも洞窟。
なのでやっぱり関係あるんじゃない?って話。
そして土ボタルの光は人によって「青」や「白」ではなく、「緑」に見えるらしいです。
ガイドさんの話では「青白く見えるのは人間的な目。緑っぽく見えるのは野性的な目」なんだとか。
土ボタルの光が緑っぽく見えるのは野性的なワイルドな人だと聞きました。
私はとりあえず青白く見えたので、野性的ではないっぽい(笑
・・・で、なんでこんな話になったかというと、ラピュタに出てくる飛行石は「緑の光」を放つんですよね。
つまり、土ボタルを飛行石のモデルにしたと仮定すると、宮崎監督には土ボタルの光が緑に見えた=野性的な目を持っていたのでは?という話。
もちろんこれは全て「かもしれない」という話で何の確証もありません。
ですが、聞いててちょっと面白かったので記憶に残りました。
もしかしたら、あなたも緑色に見える野性的でワイルドな人かも?
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