常在寺 | 斎藤道三ゆかりの寺(岐阜県岐阜市)

常在寺

こんにちは!ZIGです。

今回は岐阜県岐阜市にある「常在寺」を紹介します。

常在寺は斎藤道三の菩提寺としても知られてますね。今回は岐阜城に行った際に併せて訪れてみました。

常在寺について

常在寺は日蓮宗京都妙覚寺の旧末寺で、正式名称は「鷲林山常在寺」

建立されたのは宝徳2年(1450年)で、当時土岐氏守護代であり、実質美濃の実権を握っていた斎藤妙椿によって建てられました。

その後常在寺は斎藤道三以降三代(義龍・龍興)の菩提寺にもなっており、現在も斎藤道三肖像画・斉藤義龍肖像画が所蔵されていることが知られてますね。ちなみに斎藤道三が家督を義龍に譲った後、剃髪入道したのもこの常在寺です。

境内には斎藤道三公供養塔や斉藤家五輪塔などがあり、斎藤道三肖像画・斉藤義龍肖像画(複製)も公開されていて見ることが出来ます。

  • 拝観時間:4月~10月 9:00~17:00 11月~3月 10:00~16:00
  • 拝観料:大人150円 子供100円
  • 休館日:なし

 

常在寺のアクセス

常在寺
〒500-8017 岐阜県岐阜市梶川町9

常在寺は岐阜城の南西、岐阜公園の南端から100~200m程の距離の場所にあります。

最寄りのバス停は「岐阜公園・歴史博物館前」で、ここから歩いて5分程度ですね。

 

ちなみに余談ですが、すぐ近くにコメダ珈琲岐阜公園店があります(笑

 

常在寺に駐車場はある?

常在寺には残念ながら駐車場がありません。なので近隣の駐車場に車を止め、歩いてくるしかないです。

では最寄りの駐車場はどこか?というと・・・これもやっぱり岐阜公園ですね。他のコインパーキングだと返って遠くなってしまいます。この点から考えても車で来るなら常在寺と岐阜城の観光はセットで考えておいた方が良いでしょう。

ちなみに常在寺にも行くことを考えると、おすすめなのは岐阜城第一駐車場。ここは1回の駐車で300円かかりますが、いちばん岐阜城にも常在寺にも近いです。

無料で利用できる岐阜城第3駐車場は長良川沿いで岐阜城からも遠く、常在寺まで行って戻ってくると結構な距離を歩くことになるので注意ですね。

 

意地でも駐車場代は無料にしたい!という場合は第3駐車場を使うのも手段ですが、実際歩いてみた感想を言わせて頂くと第1駐車場が良いと思います(笑

 

斉藤家の菩提寺・常在寺

常在寺

というわけで常在寺、やってきました!

・・・が、写真を見て気付いたでしょうか?山門が閉まっていることに・・・

 

 

そう、来たは良いけど拝観時間が過ぎてしまっていたのです(泣

 

 

この日は岐阜城の他に大桑城・桔梗塚などを観光して回っていたため、岐阜市内に戻ってきたときには17時を過ぎてしまっていました。そのため中には入れず(汗

仕方ないので外から見れるところを見て回りました。

 

こちらは常在寺についての解説看板ですね。

常在寺

斎藤道三が常在寺を改修したこと、寺領として領下・日野・芥見などを与えて保護した旨の記載がありました。

というか全く知らなかったのですが、常在寺には道三像・義龍像があるんですね。肖像画があるのは知ってましたが像については知りませんでした。どちらも国の重要文化財になってるんですね。

わたしは肖像画が重要文化財になっているんだと勘違いしていました(汗

 

ちなみに道三像は道三の娘、織田信長北の方(濃姫のことですね)が寄進したものとされ、精悍な性格が感じられる鋭い眼光をしているとのこと。義龍像は息子・龍興が寄進したものとされ、穏やかな表情をしているそうです。

像の表情からも道三と義龍って全然性格が違ったのかもしれませんね。

 

 

こちらは山門と社号標。

常在寺

はい、しっかり閉まっております(泣

 

 

しかしせっかくここまで来たので、山門の上から本堂の写真を撮らせてもらいました(笑

常在寺

境内に石碑が見えましたが、何の石碑か分かりませんでした(汗

 

 

こちらは境内。

常在寺

 

ここにはまた拝観可能な時間帯に来たいですね(笑

 

まとめ

というわけで常在寺についてまとめてみました!

やっぱり来るなら拝観したいですし、拝観時間を事前にチェックすべきですね!私は全く時間を確認せずに行ってしまいました(笑

何にしましても常在寺、斎藤道三ゆかりの地を回るなら一度訪れておきたい場所ですね。

岐阜県の明智光秀ゆかりの地まとめ
麒麟がくる
麒麟がくる