こんにちは!ZIGです。
今回は京都府京都市伏見区にある寺院、本経寺(ほんきょうじ)を訪れたので紹介します。
本経寺には明智光秀の供養塔があるということで、近隣の明智藪を訪れた際に併せて訪れてみました。
本経寺について
本経寺は日蓮本宗本山要法寺の末寺で、永正3年(1506年)に要法寺11世・日法が建立した寺院だそうです。
江戸時代には一度火災で焼失したこともあるそうですが、その後再建され現在に至るみたいですね。
建立が永正3年ということは・・・明智光秀が小栗栖で討たれ、命を落とした頃には既に存在していた寺院ということになりますね!本経寺の場所が当時と変わっていなければ、まさに光秀が討たれたのはこの寺院からそう離れていない場所だったのかもしれません。
ちなみに光秀が討たれた場所と言われる「明智藪」は本経寺の寺領となっていて、明智藪は本経寺から歩いて数分の場所にあります。
なので明智藪と本経寺、併せて訪れておきたい場所ですね。
本経寺アクセス
本経寺は新小栗栖街道から歩いて数分程度の場所にあります。
公共の交通機関を使うなら京都市営地下鉄東西線「石田駅」がおそらく最寄りの駅ですね。石田駅から本経寺は約1kmほど。15分ほど歩くと到着します。
車でのアクセスも可能で駐車場もありますが、道が狭いのでその点は要注意。運転に自信が無い方は近隣の駐車場を使用した方が無難です。
ちなみに近隣の駐車場については明智藪の記事の中で解説をしてますので、併せて参考にしてください。
本経寺と明智光秀供養塔
新小栗栖街道から小栗栖八幡宮の方へ向かって行くと、道沿いに本経寺へのルートを示す看板がいくつか立てられています。
なので看板に沿って行けば道に迷うことはないでしょう。
少し上り坂ですが、数分程度で本経寺へ到着します。
ここも道が相当狭いです。
どう考えても普通車じゃ通れない・・・(汗
こちらが本経寺の本堂ですね。
しっかり手入れされた綺麗な寺院だなー、という印象でした。
もしかしたら建物自体も結構新しいのかも知れません。
・・・で、明智光秀の供養塔については階段を上った先、本堂のすぐ左手にあります。
実は私、最初は供養塔が見つけられず、裏手の墓地の方へ歩いていってしまいました(汗
本堂の正面に立つと左手に供養塔が見えます。
こちらが明智光秀の供養塔ですね。
パッと見た印象は「意外と新しいものでは?」でした。
後ろの石碑にしても、前にある石塔にしてもそれほど古い印象がありません。
ただ、どうも石碑と石塔も別のタイミングで作られたものなのでは?って感じですね。同時に作られたにしてはずいぶん印象も違いますし・・・
・・・と、供養塔の横の看板を見たら「平成10年6月」という記載がありました。
ということはやはり、その頃に作られた供養塔という事ですね。おそらく。
ただ、本経寺自体は昔から存在していたわけですし、以前から供養塔はあったのかも知れません。
明智藪も寺領となっているみたいですし、昔から何かしらの形で供養は行っていても不思議じゃないですしね。
ただこのあたりは後で少し調べてみたけどハッキリしたことは分かりませんでした。
まとめ
というわけで本経寺を紹介しました!
本経寺は明智藪と目と鼻の先なので、やはり明智藪に行くのであれば併せて訪れておくと良いんじゃないかと思います。
近隣には明智光秀を討ったとも言われている飯田一党の拠点だった小栗栖城(小栗栖八幡宮)もあるので、併せて訪れてみると良いですね。