スラスランから少しバスで移動すると、東メボンが見えてきます。
東メボンは昨日夕日を観賞したプレループと同じ時期の遺跡。
プレループと同じくラージェンドラヴァルマン2世の治世の時代の建築物だそうです。若干こっちの方が規模が小さい感じですが、確かに見てみるとプレループと形がよく似てました。
ここも到着すると15分の自由行動となりました。
なので周辺をぶらぶら。
東メボンは昔、東バライ(人工池)の中心の人工島に建っていたそうです。
周囲を泉に囲まれ、船を使って行き来していたらしいですが、現在は水が無いので普通に歩いてこれる状態になってます。お祭りなど、特別な時に使われていたのではないか・・・と言われてる遺跡なんだとか。
このあたりから見ると本当にプレループに良く似てます。
プレループでは撮り忘れてしまった像の石像。
ヒンズー教では像の頭をもつ神様(ガネーシャ)がいるので、それにちなんでる部分もあるのかも。
ふと見ると、穴が沢山開いた壁発見。
ま、まさかここもタプロームみたいに宝石を埋めこんでいたのか・・・?(;´Д`)
と思ったら、これは漆喰を固定するための鋲を打ち込んだ穴なんだって。東メボンは当時は漆喰の壁で白い建築物だったのではないか・・・と言われてるそうです。なるほど。
こちらは中央塔付近。このあたりはやっぱり人が多いです。
裏の方に回ってみるとあまり人もいらず、落ち着いて遺跡を堪能できました。
遺跡を見てると15分なんてあっという間。
時間があればもっとゆっくり遺跡と、そこから見える景色を眺めていたい・・・と思っちゃいますね。
とはいえ次の目的地もあるのでバスに乗車。
次はバンテアイサムレに向かいます。
何か、歴史の重みと、時間の流れを感じさせますね?。