南大門から少しバスで揺られ、バイヨン寺院手前で再び徒歩へ。
少し離れたところから1枚。ちょっと逆光になってしまった(汗
ここから見ても、無数の観世音菩薩の顔が確認できます。確か50以上の観世音菩薩が現存している・・・と何かで見た記憶があります。それが遂に目の前に。
バイヨン寺院はアンコール・トムの中心部。ジャヤヴァルマン7世によってつくられ、アンコール王朝の中心として栄えた場所です・・・確か。
第1回廊が外側にあり、その次に第2回廊、そして中央祠堂と進んでいきます。
第1回廊の壁に残る無数のレリーフ。恐ろしく細かく描きこまれていて驚きました。
果たしてどれだけの時間をかけ、作り上げられたものなんでしょう・・・
ここに描かれているのはクメール軍とチャンパ軍との戦いの様子。船に乗って戦っているということは水上戦、東南アジア最大の多きさで知られるトンレサップ湖での戦いを描いているという事でしょう。
壁に書かれている内容を解説してるガイドのヒャックさん。
ゴメン、写真撮るのに夢中で全然聞いてなかった(笑
船から落ちた兵士がワニに捕食されるシーン。激しい戦いであったことを表してます。
ちなみに今でもトンレサップ湖にはワニがいるらしいです。怖っ。
こちらは当時の人々の生活風景を描いたものらしいです。
もう一枚。
バイヨン寺院では至る所でアプサラ像とデバターを目にすることができます。
だんだん近づいてくる観世音菩薩の四面塔。でかい。
観世音菩薩の四面塔。
ひとつひとつ、表情が結構違うんだなと近くで見て思いました。
第二回廊~中央祠堂と移動し、ここで15分の自由行動の時間がありました。
しかしここはとにかく人が多かった。おそらく同じツアーの人たちなのか、狭い通路はひたすら人人人。中央祠堂のまわりを一回りするのもかなり大変でした。
ですがここはすごい。ホントに至る所に細かく彫刻が施されていて、見ていて飽きません。15分なんてあっという間に過ぎてしまいました。
ここはまたゆっくり見にきたいなぁ・・・
少し物足りなさも感じながら次の目的地へ移動です。